2023年にジュニアNISAの制度は廃止されます。
しかし、廃止決定によって使い勝手が良くなったとの情報を得て、わが家の2人の子ども用にジュニアNISA口座を開設することに決めました。
この記事では、わが家がジュニアNISA口座で運用開始するまでの経緯や、現在までの運用成績について書いています。
ちなみに、わが家の子どもはこちらの2人。

こんにちは〜クラゲです。

お兄ちゃんのカブです。
廃止決定により、使い勝手が良くなったジュニアNISA
ジュニアNISA制度改正の詳細はリベ大の動画で
リベラルアーツ大学(通称リベ大)、両学長のYouTubeチャンネルの動画で、ジュニアNISA制度改正内容や利用した場合のメリットなど詳しく説明されています。
13分の動画で、ジュニアNISAのことがよくわかります。
この動画の内容はリベ大のブログでも紹介されています。
【廃止決定】それなのに「ジュニアNISA」をおすすめする理由とは!?
オススメの投資先や、ジュニアNISA口座を開設するのにオススメな証券会社など、具体的な情報がとても役に立ちました。
わが家がジュニアNISAを開設していなかった理由
リベ大の動画を観る前からジュニアNISAの存在は知っていました。しかし使っていなかったのは、次のような理由からです。
投資先が決められない
私と夫はそれぞれNISA口座を持っており、基本的にはその枠の中での運用をしています。
NISAのメリットはなんといっても、投資で得た利益が非課税になることです。これを使わない手はありません。
2人いる子どもたちの教育費準備のため、ジュニアNISAの口座を検討していましたが、開設するまでには至っていませんでした。
ジュニアNISA口座開設をためらっていた一番の理由は、「投資先が決められない」ことでした。
旧ジュニアNISAの制度では、不安が大きかった
リベ大の動画でも紹介されているように、改正前の制度では
- 子どもが18歳になるまでは払い戻しできない
- もしそれ以前に払い戻してしまうと、遡って利益全部に課税されてしまう
となっていました。
これってけっこう、ハードル高くないですか…?

将来の子どもの教育費として準備するお金だからそもそも元本割れは避けたいし、
ましてや非課税と思ってたところが課税になるなんて事態も避けたい。。。
こう考えるのは自然なことだと思います。
こういう不安を克服して、安心して持ち続けられるような投資先を見つける自信がありませんでした…
銀行にコツコツ預金すれば、少なくとも元本割れはないわけですから、わざわざジュニアNISAの口座を開設しようとしなかったのです。
ジュニアNISA口座開設・銘柄選定
新制度のメリットを知り、早速口座開設
このように、旧制度では手間と不安が大きいと感じていたジュニアNISAでしたが、リベ大の動画で新制度のメリットを知りました。
18歳になるまでは非課税で運用可能
利益確定も2024年以降可能になる
これであれば、「非課税と思っていたところが課税対象になってしまうかもしれない」という不安も、「18歳まで払い戻しできないという心理的圧力」も解消されますね。
この情報を知り、ジュニアNISA口座を開設することにしたのです。
選んだ銘柄は?なぜその銘柄?
ジュニアNISAで運用する銘柄を選ぶ基準としては
- 低コストであること
- インデックス型ファンドであること
- 広く分散投資できること
を考えました。
自分の口座では多少リスクを取ってアクティブファンドを選んでいますが、「子どもの将来のため」と思うと俄然、安定志向になります。
それで選んだのが
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
(コストが最安。信託報酬率は0.09%)
と
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
(分散・分散・分散!信託報酬率は0.11%)
です。

リベ大でもS&P500連動ファンドか全米株式ファンド、もしくは全世界株式ファンドがオススメされています。
これまでの運用成績は?
2021年10月時点はとても良好な成績
今年5月から毎週¥5,000円ずつ、それぞれの銘柄で積み立て始めたのですが、年内に非課税枠の上限である80万円をできるだけ使い切るため、途中から増額しました。
子どもひとりあたりの現在の運用成績は、以下の通りです。(2021.10.26現在)
ファンド名 | 取得金額 | 評価損益 |
SBI•V•S&P500インデックス | ¥ 267,016 | + ¥17,458 |
eMAXIS Slim全世界株式 | ¥ 225,002 | + ¥12,583 |
合計 | ¥ 492,018 | + ¥30,041 |
上記の通り、2021年10月26日時点では大きくプラスになっていました。
2022年には大きな含み損に!しかし回復!
しかし2022年に入ってからは相場が悪化し、投資額を増やしたにもかかわらず、含み損が発生しています。
詳しくはコチラの記事にまとめています。
ジュニアNISAもマイナスに⁈将来の教育資金を準備してるはずなのに元本割れ…!

ジュニアNISAでインデックスファンドを選んだのは、長期保有を見据えてのことです。厳しい状況が続いていますが、ジュニアNISAを始めてからはまだ1年も経っていません。今はこのまま保有し続けるマインドを保つことが大切だと思っています。この点においては、「たとえマイナスに割り込むことがあっても、将来的な成長を気見込んで保有しつづけられる」と腹落ちした銘柄を選んだので、このまま保有し、積み立てていくつもりです。
なお、2022年3月後半に相場が少し回復したことにより、含み損から含み益へ転換しました。2022年4月現在では、投資元本160万円に対して、10万円以上の含み益となっています。
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