【シミュレーション】生命保険の満期を待たずに解約して米国インデックスに乗り換えたら?

昨年から米国株インデックス投資に興味を持ち始め、今年になってようやく実際に投資を始めました。今をときめくS&P500の指数は過去約30年の間に12.4倍になり、その間の年率平均リターンは+9.3%になるそうです。(下記サイト参考↓)

複利効果も加わるので実際はそれ以上のリターンがあったと考えられます。たとえ同等のリターンではなくとも、S&P500の指数は今後も成長が見込まれますので、今からコツコツ積み立てていこうと思っています。

しかし最近、10年前に積み立てを始めていたらな〜とも考えています。というのも、10年前、結婚を機に夫が加入した生命保険で毎月保険料を16,350円払い続けているのですが、「この金額を10年間S&P500に連動するファンドに投資していたら、今頃どうなっていたのかな?」と考えるわけです。

もちろん保険機能もあるし、満期まであと5年なので今から解約するつもりはありませんが、試しにシミュレーションしてみたいと思います。

加入している生命保険の概要

2012年5月、結婚を機に夫が生命保険に加入しました。受取人は妻である私です。2人とも27歳でした。当時は私もフルタイム正社員で子どももいなかったので、保険金額は低めでした。

  • 主契約:死亡保険金・高度障害保険金
  • 保険金額:6,000,000円
  • 保険料:16,350円/月
  • 保険料払込み期間:15年(2026年4月まで)
  • 合計払込保険料:2,943,000円
  • 保険期間:98歳まで

満期以降は返戻金額が上がっていく

保険料の払込期間は15年それ以降はいつ解約しても返戻金は100%以上になり、解約しない期間が長ければ長いほど返戻金が上がっていくというものです。

保険料払込経過年数年齢解約払い戻し金額
16年423,343,800円
20年463,536,400円
25年513,784,800円
71年980円

学資保険の代わりにもなる

加入当時はまだ子どもはいませんでしたが、いずれ欲しいと思っていたので教育費のことも考える必要がありました。払込期間15年を過ぎれば300万円以上の返戻金となるので、学資保険がわりにもなると説明されました。元本割れする学資保険もある中で、これは魅力的なポイントでした。

実際、子どもが生まれる数年前から積み立てを開始したので、上の子が小学校を卒業するまでに払い込みを終えることができます。これであれば気持ちに余裕が持てそうです。

満期前に解約すると元本割れ

ただし、満期を迎える前に解約してしまうと完全に元本割れします。今は積立開始から10年目に入っていますが、今解約するとかなり損です。

保険料払込経過年数払込合計金額解約払い戻し金額
5年981,000円697,200円
7年1,373,400円999,800円
10年1,962,000円1,470,600円
15年2,943,000円2,308,200円

満期の15年を過ぎるか過ぎないかで大きく差が開きます。

S&P500指数に連動した投資をした場合

さて一方、この10年、もし同じ金額をS&P500指数に連動するファンドなどに投資していたらどうなっていたのでしょうか。

10年間の積立運用成績をシミュレーション

冒頭に書いたように、S&P500の過去30年の平均年率リターンは約9.3%。仮に10年間、16,000円を9%で運用できたと想定してシミュレーションしてみます。

  • 毎月の積立金額:16,000円
  • 想定利回り(年率):9%
  • 積立期間:10年
  • 積立元本合計:1,920,000円

積立元本192万円に対し、運用収益は117万円で最終積立金額は309.6万円となっています。先ほどの生命保険を10年目の今解約したら147万円にしかならないので、倍以上の差となってしまいます。それどころか、年利9%であれば10年で300万円を達成できてしまうわけで、積立期間の観点からしても、投資積立をした方が有利という結果になりました。

今解約して積立投資へ移行したら?

初期投資147万円(解約返戻金)、毎月2万円を5年間積み立てた場合

では、もし今、生命保険を解約して返戻金147万円を受け取り、それを初期投資として、同じく利回り9%で5年間積み立てた場合のシミュレーションをしてみます。

こちらのサイトは初期投資金額が設定できるのですが、千円単位の積立金額が設定できないため、積立金額2万円/月でシミュレーションしてみます。

  • 初期投資金額:1,470,000円
  • 毎月の積立金額:20,000円
  • 想定利回り(年率):9%
  • 積立期間:5年
  • 積立元本合計:1,200,000円

毎月の積立金額を少し増やして設定したものの、今から乗り換えても余裕で300万円を突破しますね。ついでなので、次に積立金額を1万円とした場合も見てみます。

初期投資147万円(解約返戻金)、毎月1万円を5年間積み立てた場合

  • 初期投資金額:1,470,000円
  • 毎月の積立金額:10,000円
  • 想定利回り(年率):9%
  • 積立期間:5年
  • 積立元本合計:1,200,000円

積立金額1万円でも300万円は超えますが、満期を過ぎて命保険を解約する方がやや多くなりますね。積立金額を2万円にした方が安心できそうです。

生命保険は満期まで解約しない

このように、もし今この生命保険を解約してS&P500の指数に連動するファンドに乗り換えるとしたら、積立金額を2万円にすることで、満期を待つよりも良い結果が得られる可能性は高いと言えます。しかし冒頭でも書いた通り、わが家ではそれをするつもりはありません。わが家にとっては生命保険、学資保険としての機能が充分揃っていると言えるからです。この保険はこのまま積み立てを続け、並行して、できる範囲でインデックス投資をしていくつもりです。

長期で積み立て続けることが資産形成には最適解であるとわかっていても、長年続ける間には「もしもあの時」と考えてみたくなる瞬間がきっとありますよね。今回はそんなケースをシミュレーションしてみましたが、保険を解約しない理由、投資方針を再認識できて良かったと思います。

 
厚切りジェイソンさんほど支出を抑えた生活はできる気はしないけど…長期投資の初心に帰れる本です。
 
両学長もリベ大YouTubeで取り上げてました。
 

他にも資産運用について書いています。

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